今年も10月13日、14日の両日、「すいたアジアンフェアー」がJR吹田駅前で地元の商店街の活性化のため、又国際交流のため、地元11の商店街組合からなる実行委員会の主催で会されました。3回目になります。
当初は各国の留学生を中心にと言う事でしたが、今回はもうその意図は随分薄くなりました。領事館のお抱え料亭の出品や、領事館自らの出品もありました。
人手は、大まかですが、2日間で4万人でしょうか。各商店街でののぼりや、ポスター、新聞折込は7万枚といいます。おかげで、昨年の雨と打って変わって今年は晴天に恵まれました。
常連の出店者は我々をはじめに固定しつつあるように思います。タイ料理、インドネシア料理、マレーシア料理、韓国料理、飲茶、日本料理も負けてませんかね。我々ベトナム料理はこれまでみんなをリードしてきた訳ですが、今年はちょっと雰囲気が変わりました。店の位置の抽選で特別の場所をとられてしまいました。おかげで、料理もタイラーメンの横という事になりました。実は、フォーと同じものです。原材料は違いますが、相手は本格的なプロ。味では勝っていたと自負しますが、名前(店の名前)に負けた気がします。しかし、売上は、予定より多く追加で仕入れをしなくてはなりませんでした。数字的には450食くらいでしょうか。売り尽くしました。
チャゾーも200食くらいは行ったんでしょう。追加の仕入れをして増産しました。ビールは7ケース売れましたね。ネップモイは5本売れました。えびセンも予定通り売れました
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このイベントは、ステージがあって、地元の文化団体や高校生、大学生などのサークルの発表の場にもなっています。インドネシアや、タイ、マレーシア、ジンバブエの民族舞踊や、二胡演奏、ロシア民謡が行われています。来年こそはベトナムの舞踊でも歌でも何か出演していただきたいものです。後援団体にもベトナム大使館だけ抜けているようにも思います。ポスターに名前が出てる荷と出てないのと宣伝効果は大いに違うと思います。
出店では我がベトナム料理が名前を売っていますから。ちょっと漏れ聞いた話では、来年は工事で日程が変わるかも知れないということです。そして、千里万博のお祭り広場で大阪府内の領事館を皆呼ぶなんてでっかい構想もあるとか。ならば今から準備しなくてはという事になりますね。まあ、うわごとかもしれませんが、それほど今回は盛り上がりました。定着してきたと言う感もあります。
昨年来たリピータがいたりして、楽しい話もありました。中国人の店がないと嘆いている人もいましたね。地域での国際交流ってこれでいいではないでしょうか。全く知らない人とのつながりもできていきます。ベトナム文化の広がりをなんてたいそうに考えず、ベトナムの美味しい料理や酒を振舞って楽しむ、改めて友好運動に確信がもてた気がします。
(文責 山本)