日本ベトナム友好協会大阪府連合会/2009年テトのつどい報告

　私は今回、同じ職場の先生のご紹介により、初めてこの「テトを祝う会」に母親と親子で参加させていただきました。
　私がベトナムに興味を持つようになったのは、実は去年の３月にホーチミンへ旅行に行ったことがきっかけでした。活気ある街並み・どれを食べても美味しい料理・そして何よりベトナムの人々の温かい笑顔…。今回、この「テトを祝う会」に参加させていただき、その時の楽しいワクワクするような気持ちが再びよみがえりました。

  まず、「テトを祝う会」で私たち親子が到着したのは朝の10時。今回初めてということで、一体何をするかも分からす、「みんなの輪に入っていけるのだろうか？」という心配をよそに、最初に私たちを出迎えてくれたのは、大量のえびとネギでした。4品の料理をそれぞれ７０人前ほど作らなくてはいけなかったため、すぐにエビの殻むきや、ネギの千切りを母と取り掛かりました。

初めは作業に必死だったのですが、料理が出来てくるにつれて、他に作っている方々（会員の方、会員でない方、ベトナム人の方々…）ともが自然と協力し、そうしていく中で、ベトナムに関する私たちが全く知らない情報などが聞け、料理をしながら、気づけば仲良くなれたと思います。また、時間が経つにつれて他の会員の方々や、ベトナム人留学生の人たちも来られて、みんな揃って「テトを祝う会」が始まりました！！
それぞれ、ぎゅーぎゅーになって座り、みんなでワイワイ話しながら自分たちの作ったベトナム料理を食べました。自分たちが作った料理だけに本場の味に負けないぐらい、最高に美味しいベトナム料理だったと思います！！

　ご飯を食べつつ、自己紹介をしていき、みなさんのご経験などを聞いていくと、ベトナムの方、日本の方問わず、本当に色々なご経験をされているんだな。と自分の知らない世界を見れたような気がして驚きの連続でした。自己紹介を終えると、みんなで日本の歌「故郷」を合唱しました。隣に座っていたベトナム人留学生の方と一緒にひらがなを一文字ずつ辿りながら歌った経験は、普段の生活の中では決して味わうことの出来ないとても貴重なものになったと思います。
　その後、ベトナムの歌を逆に教えていただき、大いに盛り上がったビンゴ大会で「テトを祝う会」は幕を閉じました。

　今回、私がこの集まりに参加させてもらって感じたことは、私の知らないベトナムがまだまだあること。ベトナムの方、日本の方問わず、仲良くなるためには、自分自身が建ててしまっている『壁』を取り払わなくてはいけないということ。そして、ベトナムの方と交流を持つためには、ベトナムのことを知る以上に、まずは自国（日本）についてもっともっと知る必要があるということです。
　本当に今回、この｢テトを祝う会｣に参加させていただき、非常に楽しく、有意義な時間が送れたなと思います。また機会があれば、是非ゼヒぜひ！！参加させていただきたいなと思いました！！！！！　

　　　　（K・T）

私は少し遅めに、11時過ぎごろに会場に到着したためもう結構なお料理ができあがっていました。
おいしそうな匂いが充満している中、揚げ春巻きやえびせんを揚げるお手伝いを途中からさせていただきました。

ベトナム料理は好きで、何度かフォーや生春巻きを作ったことはあったのですが、揚げ物は初めてで、最初はなかなかコツがつかめず少し春巻きの皮が破れてしまったのですが…後半にはコツがつかめるようになりました。
ベトナムの人も日本の人も一緒になって料理を作るという一つのことに取り組む光景を目の当たりにして、これ自体が相互理解に通じる自然な国際交流だと感じました。何か特別に意識して‘理解‘しようとするのではなく、楽しんで協力しあうという雰囲気でリラックスできました。

調理が終わってからの食事タイムも本当に楽しかったです。普段あまり知り合う機会のないベトナムの方々とたくさんお話して、友達になることができました。それに加えて、皆さんの自己紹介をお聞きすると本当に幅広い年代･ご職業の方々がいらっしゃって驚きました。皆さんベトナムが好きという共通点の下、集まっているのですね。この日はテトのお祝いを通じて様々な方と一緒に楽しく過ごすことができて大変充実した一日でした！次の機会にはちゃんと早起きしてもっと調理の手伝いをしたいと思います!!

最後に…ビンゴ大会の目玉景品、セクシー(?)カレンダーは紆余曲折してなぜか私の手元にあります!!　部屋に飾って家族に不審がられる日も近い…？　　　　　　　

　（I・E）