日本ベトナム友好協会大阪府連合会/北京オリンピック　ベトナムチーム・メダル速報

　10日にあった重量挙げ男子56キロ級で、ベトナムのホアン・アィン・トゥアンさんが、290K（スナッチ130Kジャーク160K）で銀メダルを獲得しました。
 
　1位は、龍清泉（中国）で 292K（スナッチ132K ジャーク 160K）と2Kの差でした。
　3位は、エコユリ・イラワン （ インドネシア ）で 288K（ スナッチ130Kジャーク 158K)です。日本人では、9位、山田政晴 259K（スナッチ 106K  ジャーク153K） 、11位、堰川康信  256K （スナッチ 114K  ジャーク142K ）でした。
 

情報、府連：山本

ダオ・チーラン

　トゥアン選手の重量挙げ銀メダルおめでとうございます。では、トゥアン選手はオリンピックでメダルを獲得した何人目のベトナム選手でしょうか？

　旧南ベトナムが1952年のヘルシンキから1972年のミュンヘンまで、オリンピックに参加しています。南北統一後のベトナムは、統一直後の76年（モントリオール）とソ連に同調して参加をボイコットした84年（ロサンゼルス）をのぞき、毎回オリンピックに参加してきました（Wikipediaより）。残念ながら、ヘルシンキ・オリンピックから今日まで、ベトナム選手の多くは「参加することに意義がある」レベルで、今回のトゥアン選手のメダルは、2000年シドニー大会で、テコンドー女子57kg級のチャン・ヒエウ・ガン選手が獲得した銀メダルに続く、２つ目のメダルということになります。
　
　北京オリンピックには、９種目21人のベトナム選手団が参加しています。これから始まるテコンドー（20日から）や公開競技の武術では、最近の国際大会でもたびたびメダルを獲得していますので、ベトナム選手団がオリンピック史上はじめて複数のメダルを獲得することが、じゅうぶん期待できますね。