おしらせ
このホームページは2012年12月11日をもって閉鎖しました。
5年間の御愛顧ありがとうございました。
今後とも、日本ベトナム友好協会大阪府連合会をよろしくお願い申し上げます。
ここに掲載されている画像は、 クリックすると 大きく表示されます。
ちょっとした感想など、お気軽に送っていただけるとうれしいです。
感想や質問などは こちらからどうぞ
*2011/04/26* 銀行とビビアン
Vietcombank(ベトコム銀行)に行くことが多い。
銀行に出入りしていると、おもしろいなと感じることは多くて、そのなかのひとつは現金自動預け入れ支払い機だ。ベトナムの他の銀行のことは知らないけれど、ベトコム銀行のATMは、現金を引き出すことはできても、預け入れができない。現金を預けるときは窓口で手続きをすることになる。
聞くところによるとATMが真札と偽札の区別が、まだできないかららしい。
お昼は事務所のちかくのビビアンで食べる。ここのカフェは女の子の制服がなぜか日替りで、キュートでセクシーだ(オーナーの意向だそう)。男性客が多い。わたしはイカを甘酸っぱく炒めたものをオーダーする。普通だった。小松菜炒めもおいしそうだったけれど、ビーフシチューがとてもおいしそうだった。今度はシチューを頼もう。
今日も晴れ。きらきらと晴れ。
*2011/04/25* 青空、ガータータムキー、水色の家
お昼は「ガータータムキー(Gà Ta Tam Kỳ)」というお店で食べる。「ガータータムキーごはん(Cơm Gà Ta Tam Kỳ)」を注文すると、蒸した地鶏とごはんとサラダとスープが出てくる。
ガータータムキーは、ベトナム中部の食べ物らしい。ガーター(Gà Ta)は「地鶏」という意味で、タムキー(Tam Kỳ)は、ベトナム中部クアンナム省にある市の名前だ。これらの鶏がその市から運ばれてきているかどうかは分からない。
ファンティエットは海産物に溢れているからか、以前よりも鶏がおいしく感じる。噛みごたえのある鶏と米。サラダのタマネギはすこし酸っぱかった。ふと、Hさんがこの鶏を食べたら何ていうのだろうと思った(そういえば、鶏を見るたびHさんを思いだしている気がする。いいとかわるいとかではなくて、これが一生つづくのかなと想像すると、なんて言うのだろう、人の好みを聞いたり知ったりするのは、覚悟がいることだなと思う)。
夕方は家を見に行く。一人で住むには広すぎる気がしたけれど、感じのいい家だった。でも、あまり安全ではないようなつくりで、さらに家のなかに生活用具が何ひとつなかった。湯沸かし器も冷蔵庫も電気も。マットレスなしのベッドがあるだけ。家賃は300万ドン(約150ドル)。全てそろえてもらえるかと聞くと断られる。繰り返し聞いてみたら「月800万ドン(約400ドル)を二年間分前払いだったらいい」と言うことだ。
湯沸かし器、冷蔵庫、コーヒーメーカー、カーテン、ガス、電気、エアコン、扇風機、マットレス、キッチン用具一式、机、椅子、テレビ、インターネット…などを自分で買ったり取り付けたり処分したりすることを想像すると、こころの葉っぱがハラハラと落ちて、しなびてしまった。
水色の家、さようなら。
*2011/04/24* ビントゥアン省郵便局
ハノイである人から預かったものを日本にお送りしないといけなくて、ノイバイ空港で送ろうと思っていたら「ここは手紙だけ」と言われ、ホーチミンのタンソンニャット空港でも時間がなく、そのままファンティエットに持ってきた蓮の実。
ホテルのスタッフに場所を聞いて郵便局に行く。暗くて、しーんとしている。なぜかカウンターの前に文房具が売られている。うすい黄色のポロシャツをきたお姉さんが二人いる。まるで聞きとれない南部弁に耳を澄ませて、何とか受けこたえをする。
「どこに住んでるの?」「ホテルです」「ホテル?もったいない」「今家を探してます」「うちに来る?」「お姉さんの家に?」「うん、独身よ。息子がひとりいるけど」。お姉さんはそういって、うふふ、と笑った。本気で言っているのかどうかよく分からないけれど「うちに住む?」とか「養子になる?」とかは、ときどきある。
でもハノイの郵便局ではありえないなあと思った。
ちなみに、ここの郵便局は梱包が丁寧だった。ハノイの郵便局は忙しいからか、ぐちゃぐちゃに梱包されることがほとんどだったのだ。それでも知人が言うには「中国よりもまし」とのことで、あれよりひどい梱包って、もうオブジェだと思うんだけど…。中国の人もすごく忙しいのかな。
晴れ。青空。ときどき風。
ちょっとした感想など、お気軽に送っていただけるとうれしいです。
感想や質問などは こちらからどうぞ